Caring for stuffed animals ぬいぐるみのお手入れ

ぬいぐるみのお手入れ

洗濯機によるご自宅でのお洗濯は、ぬいぐるみの風合いが損なわれたり、目や鼻などのプラスチック部分に傷がついたり、中綿が片寄ってしまい元の形状を維持することが困難になる恐れがあるため基本的にはおすすめはしておりません。
ご家庭でお洗濯される場合は下記の洗い方をお試しください。

ぬいぐるみをお手入れする前に確認!

ぬいぐるみをお手入れする前に、いくつかチェックすることがあります。ぬいぐるみの素材、付属しているパーツ、ぬいぐるみの服や装飾品などを確認しましょう。

  • 1装飾品を確認する

    服や装飾品などのボタンや、ベルクロなどにより取り付けられているパーツは先に外し、お手入れ後に付け直しましょう。接着剤で取り付けられているパーツは、洗うと糊が剥がれたり、接着が弱くなることがあるので注意が必要です。

  • 2色落ちチェックをする

    濃い色や綿素材など、色落ちが心配なときは事前に確認を行います。60℃程度のお湯に浸けた白色の布を、確認したい生地にこすりつけてみましょう。布に色が付くようなら、色落ちする可能性が高いので、洗う際には注意が必要です。

  • 3洗えるぬいぐるみかチェック

    ぬいぐるみの中には、洗えないものもあるので注意してください。ウール素材や合皮(ポリウレタン)や本革の生地。中材に、ウレタンやパンヤ綿など、ポリエステル綿以外を使用している商品。ぬいぐるみの中にギミックメカや紙が含まれているもの。水に浸けて、変質や劣化するもの、壊れるものは洗わないでください。

ぬいぐるみの洗い方

軽い汚れの場合

  • ・ほこり
    毛足の短いぬいぐるみのほこりはガムテープを使って取ります。
    毛足の長いぬいぐるみは、ガムテープを使うと毛が抜ける恐れがあるため、ブラシ付きのノズルを付けた掃除機を使用すると良いです。
  • ・ファンデーション
    蒸しタオルで汚れ部分を拭きます。落ちにくい場合は何度か繰り返し拭きます。

丸洗い

手洗い(一部商品には丸洗いできないものもあります。)

  • 1洗う

    40℃程度のお湯を風呂桶などに入れ、薄めた中性洗剤を入れて押し洗いします。

  • 2すすぐ

    十分にすすぎをしてください。
    濡れたぬいぐるみはとても重たいため、自重で縫い目などから裂けたりしないよう、やさしく取扱いましょう。ぬいぐるみを持ち上げるときは大きなザルを使うと均等に持ち上げられます。

  • 3脱水

    水を切り、バスタオルでぬいぐるみをくるみ、洗濯機で30秒間ほど脱水します。

  • 4乾燥

    お天気の良い日に洗濯をして、時間をかけて乾燥させましょう。
    形を整えて風通しのよい日陰で完全に乾かします。洗ったぬいぐるみは、水分を多く含んでいるため、しっかり乾かさないと、嫌な臭いやカビが発生する恐れがあります。洗濯バサミは挟んだ跡が付き、吊るすと中綿が片寄って形状が崩れる恐れがあるため、平干し用のネットを使うのがおすすめです。ドライヤーを使うと熱で品質や色が変化する恐れがあるため、使用しないでください。

  • 5ブラッシング(仕上げ)

    毛が絡んで固まってしまったり、手触りを損なわないように、ブラッシングをして毛並みを整えます。

拭き洗い

部分的な汚れや、大きくて丸洗いできない場合は拭き洗いがおすすめです。

  • 1拭く

    薄めた中性洗剤を浸み込ませたタオルで汚れた部分を拭き洗いします。
    その後、水で濡らして固く絞ったきれいなタオルで、洗剤をよく拭き取ります。

  • 2乾燥

    乾いたタオルで十分水気をとり、形を整えて風通しのよい日陰で完全に乾かします。

  • 3仕上げ

    最後にブラッシングで毛並みを整えます。

ぬいぐるみを長持ちさせるポイント

  • 1日光を避ける

    色褪せの原因になります。窓の近くに置かないようにしましょう。

  • 2電化製品のそばに置かない

    電化製品の周りにはほこりが集まりやすいため、近くに置いているとほこりで汚れやすくなってしまいます。

  • 3置きっぱなしにしない

    同じ場所に置いたままにしているとほこりが付きやすいため、遊んだり、触ったり、時々は動かすようにしましょう。